◆好きであることは、上手になるための大切な条件であるということ
楽しんでいることは一番の強み!
俳優業をやっていると特に感じるのですが、
結局のところ、何をやるにしても、本気で楽しんでいる人が一番強いです。
人間、好きであるものにはとにかく貪欲になれるものです。
好きな事なら積極的に学ぶし、時間を割くし、実践します。
誰かに言われたからではなく、指示されたからでもなく、
自発的に行動するのです。
これは一つの事を極めるという目的に対して、大きな武器で、要因です。
例:俳優業の場合
俳優業の場合、最初から稼げないし、将来稼げるようになるかもわかりません。
そんな不安定な俳優業界では、仕事がもらえず、不貞腐れてしまう人も多いです。
そういう人の中には、自分には向いてないなとかで辞めてしまったり、あきらめたりする人も多いです。
でも、そんな中でも、例え稼げていなくてもずっと活動を続けている人も少なくありません。
こういう人は大体、「芝居が好きだ」「演劇が好きだ」「表現することが好きだ」という人ばかりです。
「好き」が一番の原動力で、成功するための大切な条件なのです。
好きで続けていれば、どこかで目が出るかもしれない、花が開くかもしれません。
好きな事は続けられる、だからチャンスがあるのです。
そもそも、俳優活動、お芝居をするのが好きだという人は、楽しんでやっています。
本気で楽しんでいる人ほど、学びます。力をつけていきます。
本気で楽しんでいる人は、オーラが出ます。人がよって来ます。
その結果、人気が出ます。
難しいもので、じゃあ楽しんでいれば、好きなら俳優業で食えるのかと言われたら
一つの条件であるとしか言えませんが、
好きでない以上、必ずと言っていいほど結果は出ない職業であることは確かです。
なんで「好き」は一番の強みなの?
何かを始める際に、好きでなければならないという訳ではありません。
中には仕事で、どうしてもやっていかないと生活していけないという方もいらっしゃるでしょうし、
向いてるなとか得意だからとかで何かをやっている人もいらっしゃると思います。
好きであるという事は、あくまでも上達する上での条件の一つでしかないので、一概には言えません。
しかし、好きではない事を好きな人より上回るという事はかなり難しいとは思います。
なぜなら、好きである人はそれに費やす時間が多いから。
逆を言えば、それに勝るだけの感情、義務感で事に向かえば、上回れるかもしれません。
しかし、同じ時間を使い、同じ事を吸収するにしても
好きだと思っている人と、単純に吸収力にも差があります。
なので私は、「好き」という感情に勝るものはないと思っています。
せっかくなら「好き」になろう
何かで一番になりたい訳でもないし、ただこなしていけば稼げるからそれでいいや
こんな感じの方もいらっしゃるかと思います。
別に何事も一番である必要はないですし、こなしていくのも立派な仕事です。
ただ、
もし現状に不満を感じているなら
何か変えてみたいなら
刺激が欲しいなら
「好き」探してみませんか?
それは別の事でもいいですし、今行っている事でもいいです。
別に好きな事があるなら、ぜひやってみればいいですし、
好きな事をやっていない方なら、今やっている事の中から自分が好きになれるポイントを探してみるのです。
そうすれば、何か変化が起こるかもしれません。
どうせやらなければいけない事があるなら
好きになれるポイントを探して、それを頼りにやっていく。
そうしたらきっと、少しずつ、
やりがいのある、刺激のあるものになっていくでしょう。
どうか「どうせないよ」と仰らず、
探してみてください。
人生に潤いを、仕事に刺激を与えてくれるかもしれませんよ。
「好き」を大切に!
人間の感情の中で一番わかりやすく、一番エネルギーとして出やすいのが
「好き」です。
誰にも必ず、好きなものは一つはあると思います。
思い浮かべてください。
ありました?
その好きを大切にしてください!
必ずあなたの生きる上での武器になりますから。
あなたという人間を必ず豊かにしてくれますから!