はじめに

はじめまして、ごめすと申します。

いきなりですが、今、芸能事務所に所属している方！

• 「事務所からもらえる仕事、少ないな」
• 「この先、役者としてやっていけるのかな」
• 「役者の仕事の収入を増やしたいな。」

ふと、そんな事考えたりしませんか？

現在、芸能事務所に所属していて、役者の仕事が少ないと不満・不安に思っているあなたに。

今より役者の仕事が増えるよう、オーディション対策や考え方、やるべき事などを私がお伝えして、

あなたがこれから役者としてどう進んでいけばわかるように力になります。

芸能事務所に所属し、ドラマやＣＭ、舞台に出演し、役者業のみで生計を立てているアラフォーです。

妻と息子と3人で暮らしています。

役者をやっているとよく耳にしませんか？

「役者で食っていくのは難しい」

「役者で稼げるのは一握りだ」

私、役者業界にあるこの空気感、好きじゃないんですよ。

「役者」＝「貧乏」と言われるのが嫌いなんです。

だから、役者をやっていて、

• いろいろ言われて嫌な思いをしている人に
• 何とか仕事を増やしたいと思っている人に

私個人の収入すべてを役者業で稼いでいる身として、何か提供できるものはないかと考えブログを始めました。

今より役者の仕事が増えて、表現者としても、収入面でも「豊かな役者」が一人でも多く増えてくれたらうれしいです。

ではここから、私の半生を書かせて頂きます。

どんな人間がこのブログを運営しているのか、長くなりますが、よろしければご覧くださいませ。

父の他界

12歳の時に父が癌で他界しました。

世の中を見渡せばそこまで珍しい事でもないですが、いざ当事者となるとショックは大きかったです。

亡くなった時よりも、母に父が癌であると知らされた時の方が衝撃でした。

その日の夜、風呂に入りながら、一人で咽び泣いたのは今でも忘れません。

色々教えてくれた父が、尊敬していた父がいなくなり、一家の長男である私は、幼心に「俺がしっかりしないとダメだ」と考え、勝手に自分にプレッシャーをかけていくようになりました。

輝かしき中学生活

文武両道を目指した中学時代。

陸上部に所属しておりました。

幼少期からかけっこで負けたことのなかった私は、とにかく誰よりも速く走ることを追求しました。

体格にも恵まれ、顧問にも、環境にも恵まれた私は中学3年の時に全国大会で6位に。

学年委員長も務め、成績も常に10位以内。

母も女手一つで私を養ってくれて、悩みとは無縁の中学時代でした。

挫折、捻くれた高校時代

高校には陸上の強豪校に推薦で入学。もちろん陸上部。

しかし、中学の部活とは違い、上下関係が厳しい、強豪校特有の謎の伝統、後輩イビリ。

我慢して練習に励んでいたのですが、1年夏頃に腰痛を発症。

しかし、部活を早退して病院に行くと、練習サボんなと先輩に因縁をつけられ、複数人に囲まれ竹刀で殴られました。

それを恐れた私は腰痛を我慢し部活に参加していました。

そしてある日、立つのが辛いくらいの痛みが出て病院に行った所

「椎間板ヘルニアだね。これ以上競技続けると、治らなくなるね。」

そもそもちゃんと通院していればこうはならなかったのに、先輩に潰された。こんな世界でやっていけない。

そう考えた私は、そこから競技に対する熱が冷めていき、成績も全く残せず、陸上部を辞めました。

何をするにも気持ちが入らなくなりました。

成績は下から数えた方が早いくらい、出席日数ギリギリ、不良グループとつるむ。

自分が思い描いていた高校生活とかけ離れていっているのはわかっているけど

体がついてこない。頭の中ではしっかりしろと言っているのに。

自分探し

それでもなんとか高校を卒業し、フリーターとして社会に出る決意をしました。

とにかく稼いで、親に迷惑をかけないようにしよう。やりたい事を見つけよう。自分の足で生きるんだ。

高卒だとバイト→社員登用が一番近道だと考えていたのですが、どれもいまいちピンとこず。

そんな時に、地元に大型商業施設が出来、そこのデリバリースタッフを募集しているという情報が。

募集して、契約社員として採用されたのです。

突然の出来事

採用された仕事は商業施設内のテナントに届いた荷物を配達するというもの。

フロア担当のリーダーも任せられ、やりがいを感じていました。

1日12時間働くこともありましたが残業代もしっかり出るし、全く苦にはならなかったです。優良社畜です。

稼げましたし、実家にお金も入れ始められ、満足していました。

就業して1年、その会社の社長がお偉いさんを引き連れて仕事を見に来る日があり、私は緊張しながらも張り切っていました。

「仕事振りが目に留まれば何かいいことがあるかもしれない」

そして当日、社長が見学される中、いつも通り業務をこなしている時に、ふと台車の積んでいた荷物が崩れてしまいました。

その瞬間に頭が真っ白になり、心拍数が上がり、過呼吸を起こし、気を失いかける中、救急搬送されました。

パニック障害、そして出会い

どの病院で診てもどこにも異常がない。

一旦心療内科に行ってみたら？と言われ行ってみた先で診断されたのは

「パニック障害」

そこからパートにし、仕事はセーブしながら勤務していました。

そんなある日、それまであまり観なかった深夜アニメを観ていた時にふと思ったのです。

「声優ってなんかすごいな」

そうして、いてもたってもいられず専門学校、養成所探しをし始めました。

声優志望・アラサーです！

1週間後には入学手続きに行きました。

専門学校の専科(夜間コース)に入り、実力テストで一番上のクラスにあがるまで2年。

そこから1年後にオーディションを受けて比較的舞台などが強い声優事務所に合格。

このタイミングで脱サラ。

こうして、芸能活動を開始しました。

やりたい事と向いてる事は違う

声優志望でこの業界に入ったものの、どうも私は動きで表現した方が面白いらしい。

事務所の所長にオーディション時に言われていた言葉です。

声優の仕事をやり、舞台にも立つようになって自分でも感じるようになりました。

マイク前より、舞台の方が伸び伸び表現出来てるなと。

声優やりたいけど、向いてるのは舞台なのかな。

劇団に入り、違う芸能事務所に

その時紹介された児童演劇の劇団に飛び込んでみました。

声の仕事とは全くの無縁ですが、演出の団長さんがすごく厳しく、たくさんしごかれました。

ギャラも決して悪くはなく、その劇団からの収入のおかげでかなりバイトを減らすことが出来ました。

プロ、職業俳優として近づけている実感が出てきました。

そして、前事務所を辞め、劇団のオフシーズンに映像の方でも仕事が出来ればいいなと思い違う事務所に入りました。

ごめす、結婚するってよ

その劇団で一緒に旅公演を回っていた方と秘密裏に交際していました。

私は劇団の仕事と事務所の映像の仕事で自分のほとんどの収入を得る事が出来ていたので、

今だ！と思って結婚を決意しました。

職業俳優、兼業主夫

劇団に所属し、芸能事務所に所属。収入のすべては事業収入。

妻は劇団をやめ、出産に向けて一般企業へ

そのタイミングで、妊娠、出産に至りました。

妻は時短勤務で職場復帰をし

私は役者として収入を得ながら、主夫業にも力を注いでおります。

別に妻が何もしない人とかではなく、

男性も女性と同レベルの育児が出来なければならないと考えているからです。

主婦(主夫)業のシェアって感じですかね。

最後に

• 

ここまで読んで頂いた方がいらっしゃったら感謝しかありません。

ありがとうございます！

ここまで長々と書き綴って参りましたが、全ての経験が今の私を形作ってます。

私の経験してきた中で、私の知識の中で、私が出来る限りの発信をしていきたいと考えております。

そして私の発信があなたの役に立てれば幸いです。

出演作品

契約上、企業名は伏せさせて頂きます。

情報を出せるものは記載致します。

身バレ防止の為、出演舞台は記載致しておりません。ご了承ください。

■2021年

• N社 カップラーメンCM
• フジテレビ「上田に火をつけろ！」再現VTR

■2020年

• NHK 連続テレビ小説「エール」
• 車メーカーT社 CM
• フジテレビ 「何だコレ!?ミステリー」再現VTR
• G社 テレビ紹介CM
• IT企業P社 コーポレートムービー
• じゃらんCM 

■2019年

• 航空会社A社 社内教育用教材ナレーション
• 食品会社K社 社内教育用教材ナレーション
• 詐欺ウォールCM
• コンビニS社 教育用DVD

■2018年

• abemaTV「DTTV」再現VTR
• 不動産会社I社 VP（ビデオパッケージ）
• 保険会社A社 CM

■2017年

• 車メーカーD社 CM
• 飲料メーカーC社 CM
• テレビ朝日 「災害列島」再現VTR

■2016年

• 不動産会社I社 VP（ビデオパッケージ）

2015年以前は省略致します。

2013～2021年、舞台出演数21本。