日頃やる事

【感情溢れる役者になるコツ】感情を動かす習慣をつけよう

役者が役を演じていく上で大切な要素の一つ。

「感情」

その役の感情を表現出来なければ、

お客さんにはあなたの役の今の気持ちは伝わりません。

役として感情を動かすのって難しいんです。

でも一つある習慣を付ければ、飛躍的に楽になります。

一日一回何かに感動しよう

感情を動かせるようになるために

大切なのは、

練習でも

稽古でも

訓練でもありません。

一日一回、何かに感動するという習慣

これが一番楽な方法です。

24時間、普通に生活していると、

気持ちの振れ幅って意外と少ないんです。

そんな状態で、いざ芝居で感情を入れろと言われても、

その幅でしか動かないんです。

動かそうと思っても、わざとらしくなったり、不自然になったり。

自分の引き出しにない感情は表現するのは困難です。

だから、日頃から感情を動かしておけばいいのです。

何か映画を観て、泣くもよし、

外に出かけた時に何気ない事で喜んでもよし、

普段なら気にしないような小さな事にもアンテナを張ってみましょう。

こうすることで、感情は動きますし、

感情が動いている自分を感じる事ができます。

その自分で知覚した感情をストックしていけば

あなたの表現の幅を広げてくれるものになるでしょう。

自分から感情を動かそうとしない

今、感動しろって言ったじゃん。

って思いましたか?

少しややこしいかも知れませんが、解説すると、

人間の感情は何かに影響を受けて動きます。

映画を観る時に、

「よし、今日は泣くぞ!」

って映画を見る人はそうそういないと思います。

映画を観た結果、感動して泣くのです。

泣くぞって決めて映画を観ても

意外と泣けなかったりするものです。

感情が動くのに大切なことは、

気持ちがフラット、ニュートラルであること。

右から衝撃を受ければ右に

左から衝撃を受ければ左に

0の状態であるのが一番感情が動きやすいです。

なので、「今日は嬉しくなるものを探しに行こう」と決めるのではなく、

「何かあるかなー」くらいのフワフワな気持ちで出掛けた方が、

「この映画見て感動するんだ」ではなく、

「感動作らしいけど、どんなもんかね」くらいの方が、

結果として感情が動きやすくなります。

感動は能動的ではなく受動的なものですから。

一日一回、何かに感動することは一石二鳥

一日一回、何かに感動すると

SNSに投稿出来ます。

話のネタが一つ増えます。

SNSをやっている人は写真なんかも添付して投稿してみてもいいですね。

やってない人でも、こんな事があったよと、

コミュニケーションのネタにしてみましょう。

積極的にアウトプットをしてみてください。

そうすると更にそこからリプがきてコミュニケーションの機会が増えたり、

稽古の休憩時間のコミュニケーションにも使えます。

感情を動かす習慣でやっていることに

更にコミュニケーションツールとしての付加価値も付きます。

どんな些細な事でも、

あるとないでは全然違います。

せっかく感動したなら、

他の人にも発信してみてください。

友人やファンが増えるかも知れませんよ!

心もほぐしていこう

役者を目指す、現在やっている人は

発声練習

滑舌訓練

筋トレ・ストレッチなど

行っているかと思います。

体の機能を鍛えるのはすごく重要ですが、

心も日頃から動かしておいてあげてください。

体と同じで、使ってないと動かなくなります。

稽古とか、レッスン、オーディション前に、

ストレッチしたり声出しておいたりしますよね?

それと同じです。

心もいきなり動かしたら、怪我をします。

なので、しっかりとウォーミングアップが必要なのです。

日頃から動かしておく必要があるのです。

どんな些細な事でも構いません。

いつもは張らないアンテナを張る時間を作って、

映画を観たり

本を読んだり

散歩に行ったり

してみてください。

そんな小さな習慣が

あなたの感情表現を豊かにしてくれます!

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